大渕発電所(大淵発電所)は岩手県二戸市にあった発電所。 馬淵川電気(株)(國分市郎社長)により191...

大渕発電所(岩手県)

大渕発電所(岩手県) 概要・歴史

大渕発電所(大淵発電所)は岩手県二戸市にあった発電所。 馬淵川電気(株)(國分市郎社長)により191...

大渕発電所(岩手県) 画像

『マツダ新報』(東京芝浦電気、1916年7月)より

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大渕発電所(岩手県) ストリートビュー・空中写真

大渕発電所(岩手県) 関連ブログ・参考リンク

http://www.suiryoku.com/gallery/iwate/oobuchi/oobuchi.html
東北電力株式会社 大渕(大淵)発電所 跡所在地:岩手県二戸市石切所交通:東北新幹線、IGRいわて銀河鉄道 二戸駅より約1.5km発電所諸元諸元は運転中止直前のデータです。歴史(途中は抜けている可能性が有ります。?は未確認)所有:馬淵川電気株式会社[運開]-東北配電株式会社?-東北電力株式会社[廃止]大正 3(1914)年5月 4日:運用開始(一部運用?)大正 3(1914)年6月   :運用開始(本運用?)昭和17(1942)年4月   ?:配電統制令により所有者変更?(東北配電?)昭和26(1951)年5月 1日:電気事業再編成令により所有者変更(東北電力)平成25(2013)年9月   :台風18号の被災により運転中止平成28(2016)年9月30日:廃止発電の区分種別:廃止(一般水力)発電形式(落差を得る方法):水路式発電方式(水の利用方法):流込み式出力認可最大出力:150kW  常時出力:150kW水量最大使用水量:2.11立方メートル毎秒落差有効落差:10.61m設備水車:横軸フランシス水車 出力179kW×1台発電機:横軸三相交流同期発電機×1台導水路:総延長1456.8m、主要導水路 幅2.20m×高1.80m、延長966.3m上部水槽:縦5.40m×横16.90m×高3.14m水圧鉄管:内径1360mm、板厚6mm、延長10.14m×1条入口弁:バタフライバルブ放水路:幅5.65m×高0.80m、総延長11.5m標高取水位標高:111.32m放水位標高: 97.66m面積流域面積:416.4平方キロメートル河川取水:安比川放水:馬淵川本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)資料、情報等日本に於ける物理学の嚆矢の一人で在られた田中舘 愛橘(たなかだて あいきつ)博士より発電所の竣功に際して贈られた和歌を石碑に写して発電所脇へ展示してあります。フォトギャラリー(2010-04撮影)発電所全景です。発電所建屋のすぐ奥に上部水槽が在り、出力6kVの小ぢんまりとした発電所です。(2016-04-03画像追加、2015-06撮影)発電所建屋及び上部水槽を下流より撮影しました。画像左側中段付近が上部水槽ですが、その右側に石碑が在ります。(2016-04-03画像追加、2015-06撮影)田中舘博士より贈られた和歌を石碑に写して展示してあります。熱心なローマ字論者(訓令式ローマ字の基となった日本式ローマ字を考案されています)で在られたとの事で、和歌もローマ字で記されています。「馬淵川 古き流れを 堰き止めて 闇路を照らす 世となりにけり」(2016-04-03画像追加、2015-06撮影)上部水槽、補修工事中で水が有りませんでした。平成25年の台風18号による被災で運転を中止していましたが、そのまま廃止となりました(2017-04-16追記)(2016-04-03画像追加、2015-06撮影)安比川に在る取水堰を下流から撮影しました。(2016-04-03画像追加、2015-06撮影)左岸側取水堰脇より撮影した取水設備の様子です。トップページ>都道府県別水力発電所ギャラリー>岩手県トップページ>水系別水力発電所ギャラリー>馬淵川水系トップページ>ダム、堰別水力発電所ギャラリー>岩手県のダム、堰2018-04-09所有者情報詳細追加2017-04-16廃止情報追加2016-04-03画像追加(2015-06撮影)2011-02-20初掲載(2010-04撮影)Copyright "suiryoku.com". All rights reserved. 連絡先及び注意事項