河山鉱山は、山口県岩国市にあった鉱山。添谷銅山とも呼ばれた。 江戸時代初期の1658年に発見され、銅...

河山鉱山

河山鉱山 概要・歴史

河山鉱山は、山口県岩国市にあった鉱山。添谷銅山とも呼ばれた。 江戸時代初期の1658年に発見され、銅...

河山鉱山 画像

河山鉱山
2013/05 ©Google
1974-1978年 国土地理院

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河山鉱山 ストリートビュー・空中写真

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http://orange.zero.jp/zbc54213.wing/kawayama-01.html
     河山鉱山  山口県岩国市美川町小川    1/1                       かわやま こうざん              行ってきた日:2008,05 なんとなくいい塩梅(という言い方も妙だが)の角度からの写真ではなかろうか・・・一時は24時間休みなくたくさんの労働者(この言葉も最近は死語になりつつある)が機械を操作し汗とほこりにまみれながら騒音の中で作業をしていただろう様子が目に浮かぶようである。 おそらくホッパー跡だと思う。この上部がそのまま選鉱所になっていたのかも。写真の上の部分にベルトコンベアが通っていたのだと思うが。 河山鉱山は1658年江戸時代初期に僧侶が発見したと言い伝えられている。後、明治鉱業(安川財閥の鉱業部門で炭鉱経営が主。)の手を経て1936年(S11年)には日本鉱業に渡り1970年頃に閉山。採掘鉱石は銅が主で一時は硫化鉄鉱もかなり採れた。他には銀や亜鉛も少量だがとれた。 この地域の鉱山は河山、玖珂、喜和田、藤ケ谷と主だった鉱山がいくつかあったがその全部がこの頃に順次閉山になっている。ただし喜和田鉱山だけがタングステンの品位が非常に高く1992年まで採掘を続けたが同年ここも閉山になる。 ちなみに現在も喜和田のタングステンは”金属バブル”といわれる昨今、ロシアやドイツなど諸外国からも注目されている。   R写真は文字どうりシックナーですね。直径5~6mぐらいか。さほど大きくはなかった。足元は下の写真のように沈殿池だ。便利といえば便利か。 L写真はたぶんホッパーだと思うが。上部は選鉱所跡か?ここもかつての建造物は皆目といっていいほど解体、撤去されている。坑口は上のほうに残っているらしいが今回は確認していない。 沈殿池だ。どうやら現在は鉱毒水処理に使っているのかもしれない。 R写真は何の基礎か分からなかったが、L写真はおそらくだがかつてのインクラインの跡ではないだろうか。もしそうだとしたらここの鉱山は聞いたとうりかなり大きな銅鉱山だったようである。玖珂鉱山で聞いた話だがこのあたりでは一番大きな鉱山だったようである。 帰り道に車道から撮った光景だ。 これは現在の”錦川清流鉄道”だ。元々は山陰の日原(津和野)と山陽の岩国とを結ぶ”岩日線”として計画された旧国鉄時代の鉄道である。建設途中、いろいろと時代の変遷があり結局は国鉄からJRに変わって廃線対称線になったり諸般の事情により全線開通とはいかなかった。現在は岩国と錦町間を写真のピンクとグリーンの二両のディーゼルカーで地元に貢献しているようだ。またかつては河山鉱山で採掘された銅鉱石や鉄鉱石などを積んで岩国港まで運んだ鉱山鉄道という側面もあった。今はごらんのように地元にとってなくてはならない足代わりになっている。 これは河山鉱山近くの中国電力錦川第二水力発電所だが帰りがけにパッと目に入ったものでなんとなくカメラを向けてシャッターをきった。帰宅してからのネット検索によるとなんでもギネス的なものがあるとか・・・?(上のリンクをクリック)     1/1    TOP   おしまい
https://www.sukima.com/53_nagato2004/03kawayama.html
次の目的地を目指して車を走らせていたら、巨大なホッパーの基礎が並んでいるのが目に入った。砕石工場でもあったのか? と思ってよくよく見まわしてみると、、、あれ? 何かのタンクを置いたような基礎も見える。さらに見渡すと、シックナーと思われる構造物もあるではないか。ここは鉱山なのだ。「シックナー」は鉱山などで、採鉱した鉱石の親水性の違いを利用して、水中で有効な成分を分離するための設備だ。撹拌する装置であるため、往々にして巨大な円形をしているので見分けやすい。写真で基礎の下の部分は赤茶色の泥が溜まって、沈殿槽になっている。鉄分の多い鉱石を産した鉱山だったのだろう。
https://ameblo.jp/gmgwwmd0/entry-11991224999.html
今回の四国 中国地方の鉱山調査 最後は この鉱山を見てみたかった。山口県 岩国市 美川町 小川地区 旧河山 鉱山に向かった。この地区の鉱床の発見は 万治、寛文年間といわれている。鉱床鉱体は主として緻密塊状の硫化鉄鉱より成り、少量の黄銅鉱 閃亞鉛鉱 黄鉄鉱 硫砒鉄鉱を伴う鉱種銀 銅 硫化鉄鉱、詳細は後程、県道69号線を東へと登って行く、
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